top of page

自らの事業をM&Aをするきっかけ①

  • 執筆者の写真: ma hexen
    ma hexen
  • 3月19日
  • 読了時間: 1分


 今回は、自らの事業をM&Aするきっかけについて書きたいと思います。

私の実家は菓子製造業を営んでいました。 子供の頃、家の周りにはお菓子の工場が多く、甘い香りがっていたのをよく覚えています。

しかし、父が経営する会社の業績は芳しくなく、資金繰りも厳しい状況が少し続いていました。 当時、私は20代半ばで、税理士の3科目に合格していたので、経理や財務には一定の知識がありました。

入社してみると、営業・経理・製造・工場といった各部門がそれぞれ独立して動いており、会社全体を見渡しているのは社長だけという状態でした。実業績が芳しくないことから、金融機関からは追加の担保要求をされていました。業績の先行きが見通せず、資金を回すことができなくなり、本社・工場の売却及び従業員の解雇をすることになりました。つまり廃業しました。

 「あと2科目合格すれば税理士になれるし、新しい就職先を探せばいい」と考えてみました。ただ、いざ廃業するとなると持ち前の反骨心や子供の頃からいい教員環境を与えてくれた親への感謝の思いが重なり、20代後半で菓子製造業を起業することを決意しました。

 写真は株式会社ヘクセンハウスの由来になった「ヘクセンハウス」(お菓子の家)です。

Comments


bottom of page